リーマンショック以降、ヘッドセット市場も買い控えなどの影響が出ている。リプレース主体だが、ワイヤレスタイプの潜在需要は大きいだけに今後の普及に注目。加えて、新規分野としてUC向けに期待がかかる。また、機能としてはシビアな個人情報保護対策からノイズキャンセリングがより重要視されている。

コンタクトセンターの構築や業務改善に伴う期間短縮／コスト削減のニーズが高まっている。NECでは、そうしたユーザーの声を反映する形で、これまで導入してきたノウハウをもとにしたコンサルサービスを開発。ビジネスモデリングからより高度な業務改善までの手法を業種ごとにテンプレート化することで短期・ローコスト導入を支援する。

日本アイ・ビー・エムは、「顧客の声」をはじめ、インターネット上の書き込みや文書などの非構造化情報から必要な情報を収集・分類し、分析までを一貫して行うことのできる「IBM Cognos Content Analytics」を開発。併せて11カ国語に対応し2009年12月から全世界に向けて販売している。ファセット分析（特許）をはじめ5つの分析機能を有し、BIツールとの統合分析など、豊富な拡張性も売りだ。