ワイヤレス技術セミナー「Android向け開発プロジェクト、成功への4箇条」講演概要

 

【講演1】 13:30〜14:40

<お断り>
講演者が安生真氏から杉本礼彦氏へ変更になったため、内容を一部変更しております(6月28日更新)。
修正前の内容を確認される場合はこちらを御覧ください。

Androidの最新技術動向とAndroidが求める開発者
講師:嶋 是一氏  日本Androidの会 副理事長/杉本 札彦氏 株式会社ブリリアントサービス 代表取締役

<講演内容>
去る5月10日に開催された米グーグル社による開発者向けイベント「Google I/O 2011」では、次期タブレット向けAndroid OSの「Android3.1」や、その追加機能として外部アクセサリとの連携を可能にする「Android Accessary API」、スマートフォンとタブレット端末のどちらにも対応する統合プラットフォーム「Icecream Sandwich(開発コード名)」などが発表され、開発者の間でも大きな話題となっています。また、7月17日に開催されるO日本Androidの会のイベント「Android Bazaar and Conference 2011summer」では、斬新なアイデアでAndroidを生活やビジネスに活かそうとするさまざまな試みが多数紹介されます。本講演では、この2つのイベントでの発表内容を中心に、Androidの技術動向と応用動向を詳しく報告していきます。
また後半では、Android向けソフトウェア開発を手掛けるブリリアントサービスの杉本氏より、Android向けアプリケーション開発者の現状や、お客様(発注者)からの依頼の現状、求められている技術者像についてお話いたします。


  • Google I/O 2011で見えたグーグルのAndroid戦略
  • Android3.1、Android Accessary APIを用いるADKの概要
  • ABC2011Summerに登場した注目のAndroidの活用事例
  • Android向けアプリケーション開発者の現状
  • 開発を発注する側の現状
  • 現場で役立つ開発者とはどんな人か
  • Android技術者のこれから

<講師略歴>
嶋 是一
1998年ごろからケータイのWebサービスに取り組み始め、ケータイブラウザ創世記の立ち上げに携わる。端末メーカにてWAPブラウザ開発を主導して以降、一貫して携帯電話Web関連のソフトウェアエンジニアとして従事。ケータイブラウザ関連書籍を執筆。現在も携帯電話開発に携わる一方、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)にて、モバイルシステム技術検定委員テキストWG副主査をはじめ、NPO日本Androidの会副理事、大学での非常勤講師などを通して、モバイル普及活動を行う。著書に「Google Android入門〜携帯電話開発の新技術」(技術評論社)など。

杉本 札彦
携帯電話の黎明期から携帯電話のソフトウェアの組込みのエンジニアを経験。平成16年11月にソフトウェア開発およびコンサルティングを行う株式会社ブリリアントサービスを設立。Androidによるオープン化の波が中小企業にもチャンスをもたらし、Android技術者を育てることが長期的な経済発展にもつながると確信、登場初期から研究を継続し実用化にまい進している。Android搭載の自社端末も開発中。

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<休憩 15分>

 
 

【講演2】 14:55〜15:35

Android向け開発プロジェクトの成功パターンを分析
講師:谷口 岳氏 タオソフトウェア株式会社 代表取締役

<講演内容>
一口にAndroidをベースにした開発プロジェクトといっても、コンシューマ向けのコンテンツからクラウドのサーバに対応させるものまで、さまざまな企業から多様な案件が寄せられるようになり、要求されるレベルも予算や期日、品質、機能などから大きな差異が見られるようになりました。多様化する開発の現場で我々が経験してきたさまざまな失敗やブレークスルーは、必ずや将来につながる糧となるはずです。そこで本講演では、当社が受託してきたAndroid向けの開発案件を開発期間、予算、品質、アプリ使用者、受託リスク、対象OSバージョン/端末、バージョンアップ対応といった項目で11のタイプに分類します。そして、各タイプで走らせた開発プロジェクトでの出来事や成功ポイントを解説していきたいと思います。


  • Android向け開発プロジェクトの現状
  • 開発プロジェクトの分析〜全11タイプへの分類
  • デバッグ、実機での動作確認について
  • Androidのバージョンアップによる影響
  • ニーズが高まるセキュリティへの対策

<講師略歴>
タオソフトウェア株式会社代表取締役。Android OS発表直後からAndroid開発を開始、Android Market上に多数のアプリを公開、日本で初めてのアンドロイドアプリコンテストA3にて大賞を受賞。1年半程前からAndroid専業会社へと転身し、多くの受託案件、コンサルタント等をこなす。

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<休憩 10分>

 
 

【講演3】 15:45〜16:35

Androidエンジニアを育てる環境とカリキュラム
講師:堀切 堤氏  Tech Fun株式会社 取締役 ITエデュケーションDiv. ディレクター

<講演内容>
Androidを搭載したスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を中心に、ここ数年のAndroidを利用した開発は、急速に伸びてきています。そのため、Androidを中心とした新たなビジネスの展開を試みる企業も増え、開発プロジェクトも多くなってきました。今後も拡大されていくであろうAndroidを取り巻くビジネス領域に参入するためには、十分なスキルを持ったエンジニアの育成が必須です。本講演では、Androidエンジニアに必要な技術要素とその教育カリキュラムについてご紹介します。また、Androidエンジニア教育機関のこれまでの実績から、Androidエンジニア育成を行う企業の傾向とビジネス展開のパターンを検証し、今後Androidエンジニアの育成に課題となるポイントを解説します。


  • Androidエンジニアに必要な基礎技術
  • Androidアプリ開発エンジニアの技術要件
  • Android組み込み系開発エンジニアの技術要件
  • 教育カリキュラム1 〜Java未経験者の育成〜
  • 教育カリキュラム2 〜Java経験者の育成〜
  • 教育機関を利用する企業の傾向とビジネス展開
  • 人材育成においての今後の課題

<講師略歴>
システム開発会社でプログラマー、SEを経て、プロジェクトマネージメントおよびITコンサルタントを歴任。日本の大手総合商社の海外支店へのシステム導入に関するコンサルタントとして、プロジェクトに従事し、成功に導く。その後、Tech Fun 株式会社の立ち上げに参加。現在ITスクールTech Fun.jp専属インストラクターであるとともに、同社取締役を兼任。著書に「スマートにプログラミング Android入門編」(リックテレコム出版)がある。

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