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――御社の事業内容や規模を改めて教えてください。

中田 NTT西日本には、営業エリア(静岡県以西)の全域をカバーする「広域会社」が2つあります。1社は設備系のNTTネオメイトで、もう1社が営業系を受け持つ当社です。当社は、人材育成・供給のミッションから順次業容を拡大してきた経緯がありますが、現在の事業は、NTT西日本のインバウンド業務受託と、同グループへの人材派遣(アウトバウンド業務を含む)および一般市場向けコンタクトセンタービジネスとに大きく2分されます。NTT西日本のインバウンド業務は、営業窓口の電話受付業務を集約した「116電話受付センター」(35拠点)の運営と「104電話番号案内受付センター」(22拠点:沖縄を除く)の運営が2本柱。なお、116電話受付としては、東京エリアについても、その一部を当社が受託しています。
 一方、人材派遣事業はNTT西日本および同グループのお客様応対部門(コールセンター)への人材を育成し供給しています。これに、統合・一元化した一般市場向けコンタクトセンタービジネスが加わった形です。売り上げでみると、現時点ではNTT西日本のインバウンド事業で約310億円、人材派遣およびNTT西日本以外のNTTグループからの受託と一般市場向けビジネスを合わせて約250億円となっています。これを、約1万4000名(正社員約3000名、契約社員など約1万1000名<うち、3000名は他社への派遣>)の要員でカバーしています。

漸減していく既存インバウンド業務
一般市場開拓が戦略事業の柱に

――来期以降の見通しをお聞かせください。一般市場向けのコンタクトセンタービジネスが戦略事業になりそうですが。

中田 既存のインバウンド業務、つまり固定電話系の116および104のトラヒックは今後どうしても落ち込んでいきます。唯一、「ひかり電話」を含めたIP系の問い合わせトラヒックは増えており、そのコールセンター運営は来年度を目途に当社が一括受託する予定(既に中国地方では先行実施)になっていますが、トータルでは漸減します。これを当社の新たなミッションとなった一般市場向けコンタクトセンタービジネスの強化でカバーし、パイを拡大していかない限り、売り上げ600億円強から700億円を達成し、さらにその先を目指すことは難しいと言えます。ご指摘のとおり、戦略的に一般市場へ営業の軸足を大きくシフトしていくことが今後の重点方針となります。
 NTT西日本でも、今年度NTT西日本グループの中期経営戦略を策定し、2012年度までに@光関連事業収支の単年度黒字化(2011年度目途)と、A成長戦略による増収2000億円の実現を掲げています。増収に向けた成長戦略には4つの大きな柱がありますが、その1つが『保有するリソース・ノウハウを活用したビジネス展開』であり、当社は一般市場向けコンタクトセンタービジネスを中心にNTT西日本グループ以外のNTTグループ各社からの受託も含めて拡大することでこれに貢献し、成長戦略の一翼を担います。

――具体的な御社の増収目標は。

中田 保有するリソース・ノウハウを活用したビジネス展開には、もう1つデータセンタービジネスが含まれ、これと合わせて全体の10%、200億円が目標数値ですが、当社のターゲットはおよそ半分の100億円となります。もちろんこれにはオペレーションだけでなくSIの部分が含まれますし、また一気に達成できる数字ではありませんが、中期計画としてこれを目指します。


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