
疲弊した組織を立て直すには抜本的な改革が必要になる。そこでは業務内容だけに限らず、組織構造から個々のスタッフの意識改革まで幅広い取り組みが求められる。サンスターの通販事業を担うコールセンターは、活気のなかった組織の改革に着手。応答率98%、稼働率100%、離職率は0%に限りなく近いモチベーション溢れる組織に生まれ変わった。そのポイントは2つ。
(1)小さな社会の形成
応対品質の向上に必要な「人間力」を磨くため、20代から50代までの幅広い世代別スタッフを揃える。これにより、若い世代から年配者までが互いに尊重し認め合う意識を高めた。また互いのスキルを享受しあうことで、世代間のスキルのバラツキをなくした。
(2)オープンマインドの醸成
処理品質を高める「行動力」を養うため、組織改善・自己改革に向けて前向きに行動するオープンマインドを醸成する。職務・職責を越えて何でも提言できる雰囲気と仕組みを作り、誰もが組織運営に積極参加。個々のスタッフが会社の責任者というマインドを育成した。一方で管理者からの労いでストレス解消も促している。