ひとり情シス「セキュリティ寺」へ駆け込む!
本文は読みやすいチャット風! 演習は楽しくマンガチックに!! 気にはなるが面倒でスルーしがちな 「情報セキュリティ対策」の基本がスイスイ理解できます
福田敏博 著 A5判 248ページ 定価:2,200円(税込) ISBN:978-4-86594-218-7 2019年12月上旬刊行
電子書籍
この本は、中小企業の「ひとり情シス」である『富安野 仁里(ふあんの・ひとり)』君が、あまりにも情報セキュリティに無頓着な社員や、情報セキュリティ事故なんて対岸の火事だと思っている社長に嫌気がさしていた中で見た、「情報セキュリティ事故の悪夢」というフィクションで始まります。情報セキュリティの基礎はもちろん、中小企業がとるべき情報セキュリティ対策への道筋を、面白くわかりやすく100の説法で説いています。
内容詳細

・まずは「情報セキュリティ危険度診断」シートでチェック!
「セキュリティ危険度あるある」を確かめてください。

チェックシート

・ひとり情シス&情報セキュリティ分野初(!?) セキュリティ駆込寺・住職とひとり情シス・仁里君によるチャットノベル風の展開で、敬遠されがちなテーマも飽きさせません!

紙面

・セキュリティ対策の基本を学んだあとは、実践演習です。
面倒な作業や準備などを、マンガチックに展開。助成金制度の活用などお得な情報を利用しない手はないですぞ~。

紙面

■著者紹介

福田 敏博(ふくだ としひろ)

1965年 山口県宇部市生まれ。
JT(日本たばこ産業株式会社)に入社し、たばこ工場における制御システムの設計・運用・保守等に携わる。その後、ジェイティ エンジニアリング(株)へ出向。システムエンジニア、プロジェクトマネージャ、コンサルタントとして、数多くの産業系システムの構築を手がける。
現在は、経営工学(マネジメント)・IT(情報技術)・OT(制御技術)を融合したコンサルティングに強みを持って活動中。産業サイバーセキュリティの分野では、第一人者として著名である。また、「スライドさばきの達人」といわれる独自のセミナー講演も定評となっている。
技術士(経営士学部門)、中小企業診断士、IT コーディネータ、公認システム監査人(CSA)、公認内部監査人(CIA)、情報処理安全確保支援士、米国PMI 認定 PMP、一級建設業経理士、宅地建物取引士、マンション管理士など計30種以上の資格を所有。
著書に、「ひとり情シスのためのRPA 導入ガイド」(リックテレコム)、「工場・プラントのサイバー攻撃への対策と課題がよ~くわかる本」(秀和システム)がある。


■本書の主な内容
第1巻 「ひとり情シス」を襲う情報セキュリティ
1-1 身近で恐ろしい情報セキュリティの話
1-2 他人事ではない「ひとり情シス」の立場
第2巻 「ひとり情シス」なら知っておきたい現実
2-1 実際にどんな脅威があるのだろう
2-2 当たり前となる対策とは
2-3 電子メールへの備えがカギとなる
2-4 広がるセキュリティ強化のメリット
第3巻 「ひとり情シス」による「ひとり情セキ」への道
3-1 あらためて「ひとり情シス」を知る
3-2 情報セキュリティ対策を進めるには
3-3 「ひとり情セキ」5か条の心得
第4巻 「ひとり情セキ」の基本技
4-1 情報セキュリティの原点を探る
4-2 リスクという見えない魔物?を知るには
4-3 対策の極意となる「厳選8か条」
第5巻 「ひとり情セキ」の演習道場
5-1 情報資産管理表を作成してみる
5-2 ベースラインリスク分析表を作成してみる
5-3 詳細リスク分析表を作成してみる
5-4 必要なセキュリティ対策を検討してみる
第6巻 「ひとり情セキ」を極める
6-1 中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン
6-2 中小企業のための「SECURITY ACTION」
6-3 プライバシーマーク制度
6-4 ISMS認証
第7巻 「ひとり情セキ」のこれから
7-1 人材不足の課題
7-2 情報セキュリティを身近な存在へ
7-3 情報セキュリティの今後
7-4 企業経営と情報セキュリティ
7-5 「ひとり情セキ」への期待