企業向けFAXシステムは、（1）Windowsサーバー＋FAX対応ボード、（2）専用機、（3）FAXモデム＋専用アプリケーション――の3タイプが存在する。FAXシステムに対するニーズは、従来の一斉同報ソリューションから、受注系ソリューションへの活用が増えている。ここでは、市場動向と最新製品の機能を検証する。

カナソフトウェア
EVP

ティム・アンスト氏

コンタクトセンター向けスイート製品を提供するカナソフトウェアは、ナレッジベースと連動したエージェント支援／セルフサービス機能を提供する新製品「KANA Resolution」をリリース。同社ワールドワイド・オペレーションズのティム・アンスト EVP（エグゼクティブ・バイスプレジデント）に、同製品のコンセプトを聞いた。

“オンデマンドCRM”を掲げるセールスフォース・ドットコムは、「Salesforce.com」の機能からコールセンターの構築・運用機能を切り出した「Supportforce.com」を新ブランドとして発表、同時に営業体制の強化にも着手した。「低リスク、低コスト、スピードを武器に導入を本格化させる」と宇陀栄次社長は力説する。