
顧客応対品質や商品・サービス品質の向上には、改善の積み重ねが必要だ。また、的確な改善ポイントを見極めることも重要になる。
ジュピターショップチャンネルは、売上増大に伴うオペレーションブースの拡大、および働きやすい就業環境への刷新のため、今年3月に東京コールセンターを移転。これを機に、目に見える「VOE(Voice
Of Employee:従業員の声)制度」を目指してオペレータから改善提案を受け付ける「改善委員会」を発足した。複数のオペレータ・モチベーション向上策を同時に実施したことで、相乗的な効果を上げ、顧客応対品質の大幅な向上につなげている。
改善委員会の取り組みについては、以下の2つのポイントがある。
(1)真摯な対応
提案に対して2週間以内に何らかの回答を提示。この際、どのような施策をいつまでに実施するかを明示し、決してエクスキューズをしない
(2)評価・表彰
提案および改善内容はCEOにまで報告。大きく貢献した提案は、全社で実施するショップチャンネル賞にて表彰、モチベーション向上につなげる