
生産性向上・業務効率化の第一歩は、KPI管理による問題点の把握だ。しかし、数字の羅列を一見しただけでは、改善ポイントを見極めにくい。
エプソン販売では、PBXやCMSから出力されるKPIをリアルタイムにグラフ化。視覚に訴えることで問題把握を容易にし、速やかな改善活動を行っている。そのポイントは4つ。
(1)共通認識
誰でも・いつでも・どこでも・容易に状況を把握できることで、委託元とアウトソーサーの全員が同じデータを基に問題点を見極め、共通認識を持って議論し、改善活動を推進できる
(2)ドリルダウン機能
全体・拠点・アウトソーサー・チーム・個人単位と、問題の原因をドリルダウンで追求可能
(3)モチベーション効果
常に目標値との比較が可能なため、チーム・個人単位でゴールに向けた自己改善が可能になり、モチベーション向上につながっている
(4)自社開発
MS Officeなど一般的なツールで自社開発しており、現場の要望に応じて常に改良が加えられる