
企業内ヘルプデスクとして、CS追求を考えると応対品質が重要なポイントになる。そのためオペレータの教育体制を整えることが必須だ。
経営貢献の重点施策としてESを向上させるべくシーエーシーは人材育成に力を入れている。ポイントは次の4つ。
(1)エントリー型研修
スキル習得に対するやる気と自発性を尊重した「エントリー型研修」。自ら行動する習慣をつけ、トレーニング効果を高める。
(2)モニタリング改変
別チームの応対をモニタリングし、評価をフィードバックする「相互モニタリング」。よりクライアント/顧客に近い視点でチェックできる。
(3)混合トレーニング
ルーティンワークが多いだけに自らのスキルレベルを認識することは難しい。チーム外のオペレータとの交流により、スキルのセルフ・チェック、社内全体のチームワーク向上に役立つ。
(4)QC活動への参加
クライアント側の業務状況を擬似体験するとともにオペレータに改善意識をもたせ、客観的な評価を受けることでモチベーションを高める。