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まずはトライアルで経験してみる
不安を払拭すれば在宅制度は普及

――高まる期待を実際の導入にまで結びつけるには、あと一手が必要ですね。

中岡 私自身、2009年度は“在宅オペレータ元年”と考えています。当社が在宅向けプラットフォームを持って初めて本格的に市場参入したということもありますが、むしろBCP対策などを契機に在宅オペレータの導入について真剣に検討され始めた年という思いです。ちょうど追い風が吹いてきたので、これを好機と捉えて在宅オペレータ普及をより一層促します。まずは、トライアル的に導入しやすい「ゼロプラン」「BCPパンデミックプラン」の2つのソリューションを提供します。前者は初期導入費などが無料で実際にコスト削減が実現した際に成果報酬をいただくプランで、後者はシェアリングサーバーによる運用コストを抑制したプランです。可能な限り導入の敷居を下げて、まずは在宅オペレーションというものを経験していただきます。
 これまでは試すことなく、「セキュリティが不安」「品質を担保できない」と想像で語っていた企業も多いと思います。しかし、体験してから判断しても遅くはありません。在宅オペレータへの関心が高い今だからこそ、まずはトライアルで経験して貰えればと考えています。そうなれば不安が杞憂だったと気づき、導入企業も増えていくでしょう。

――トライアルすれば、色んな要望も出てくるかもしれませんね。

中岡 当社はあくまでも技術者集団です。要望をいただければ機能を追加し、より良いプラットフォームを提供していきたいと思います。また、むしろ開発に専念したい。このため営業活動や在宅人材確保などは、パートナー企業とのアライアンスで進めていく方針です。このパートナー戦略は、第一弾を近々発表する予定で、体制が固まればいよいよ本格的にマーケットが立ち上がってくると思います。
 重要なのは、“業界を挙げた取り組み”という機運を高めることです。在宅オペレータ活用が、真の意味でのコスト最適化、BCP対策を実現する極めて有効な手段であることは、米国の例を見ても明白です。当社同様のプラットフォーム事業者がもっと多く登場し、クライアント企業の選択肢の幅も広げていけば、現在の米国市場と同様レベルに達するのもそう遠くないと確信しています。
(聞き手:山本 浩祐)


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